体を外敵から守る鎧
お肌の役割はたくさんあります。
一番大切なのはピチピチしていること・・・
ではなくて、細菌や化学物質が体に入り込んだり、皮膚上で増えたりしないように守ることです。
また、不要な水分が体にしみこまないように守り紫外線からも身を挺して守ってくれています。
また古くなったお肌はどんどん新しく生まれ変わり、古いお肌はアカとなってでていきます。
新しいお肌が日々生まれ変わっているのです。
古いお肌が排出され、新しいお肌が生まれる。
お肌は排泄器官とも呼ばれる所以です。
薄い表皮はなんと0.02mm、サランラップと同じぐらいです。
表皮は本当に薄い組織ですが、外敵からしっかりとバリヤしてくれます。
水溶性物質は通しません。
でも油溶性の物質は割と通します。
特に経皮吸収型のハップ剤などは薬剤を皮膚から通していきます。
でも化粧品などはほとんど角質層ぐらいまでしか通しません。
テレビのCMなどで「肌の角質層まで浸透」とうたっているのは表皮からたった0.02mmの角質層まで浸透するということなのです。
でも逆に化学物質がどんどん浸透したら怖いですよね。
ビタミンC誘導体も何やらしみこんでいきそうな名前ですが、角質層まで。
ビタミンCはすぐに色が変わってしまうのでビタミンC誘導体という形にしています。
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